2012年入職 相談支援
ライフサポートセンターゆめ
輕部 綾乃
利用者様一人ひとりに
最適な事業所を
マッチングする
入職前は福祉について何も知らず、障がいや支援の種別も分かりませんでした。そんな私の認識が変わったのは、教員免許取得のため、障がい者の支援施設で実習したときです。元気に働く利用者様の様子に「人を支える仕事をしたい」と思いました。
現在は、相談支援専門員として、障がいを持つ方の生活相談に応じています。ご本人やご家族と面談して現状や成育歴を聞きとり、暮らし方のご要望に沿って情報を提供したり、支援機関や福祉サービスと利用者様をつなぐ仕事です。
所属する「ライフサポートセンターゆめ」は行政と連携した地域の相談支援センターなので、利用者様にご紹介するのはパステルの施設に限りません。利用者様と事業所の最適なマッチングは、“生きがいのある暮らし”に重要なこと。支援内容はもちろん、建物の段差やトイレの広さまで、各事業所の特徴を利用者様目線でチェックし、利用者様に合った事業所をお勧めします。
紹介後も事業所訪問をして支援の様子を確認しますが、利用者様が嬉しそうに活動や作業に取り組んでいると私も嬉しくなります。「相談して良かった」「ありがとう」の言葉が励みです。
直接支援から離れ、
裏から支える部署に
異動したことで
視点の幅が広がった
入職から必死で走り続け、気づいたら10年。その間、就労支援でパンの製造・販売をしたり、支援計画の作成を担ったりしましたが、相談支援専門員としてはまだまだ未熟。先輩から一つずつ教えてもらいながら仕事を進めています。
私が提案した支援は合っているのか、利用者様のためになっているのか。相談員の仕事は正解がなく、成果が見えるまで時間がかかります。でも直接支援から離れ、裏から支える仕事を経験したからこそ分かったこともたくさんあります。「現場でこんなこともできたな」「あんなこともできるな」と視点が広がるんです。
支援の現場によって求められる力は違います。パステルでは部署異動がありますが、新しいことに挑戦し、成長する機会でもあります。私も今の仕事でスキルを向上し、利用者様が思い描く生活を実現したいと思っています。そして地域全体の福祉サービスの底上げに挑戦していきます。
私のONとOFF
好きなアーティストのライブや、
観光をすることが楽しみ
仲の良い友人とライブに行き、写真を撮ったり、現地を散策してご当地グルメを楽しんだりしています。新型コロナウィルスの影響で今はなかなか行けませんが、またライブや旅行に行ける日が来るのを楽しみにしています。