第22回パステルセミナーを開催しました。今回は新型コロナウイルス感染防止対策のため内容を3日間に分けてリモートでの実施となりました。
今年度のセミナーは、平成30年から強度行動障害を大きな研究テーマとして3ヵ年計画で進めてきました。その集大成となる今回は、全体のテーマとして、『~あきらめない支援~ ひとり一人に応じた意思決定支援の実践』と題し、以下の通り実践報告と講演会を行いました。
~内容~
【一日目】
日 時:令和2年10月24日(土) 16:00~17:30
テーマ:『その人らしさを発見するための利用者理解 ~ICFの活用~ 』
発表者:2年目研修チーム
【二日目】
日 時:令和2年11月7日(土) 16:00~17:30
テーマ:『強度行動障害からの脱却を目指して ~心の発達と伝達方法の学び~』
発表者:ホーム宙チーム
【三日目】
日 時:令和2年11月10日(火) 16:00~17:30
講演会:『障害のある方の意思決定支援と職員の在り方』
講 師:日本社会事業大学 専門職大学院 准教授 曽根 直樹 様
実践報告では、普段自分たちが携わっている業務を整理して報告する事で、支援のあり方について改めて考える機会となりました。
3日目の講演会では、意思決定支援について事例等を交えて、より現場に近い内容で講演して頂きました。支援をしていく上で『主体は誰なのか?』、基本的な事ではありますが忘れてしまいそう事を分かりやすく説明して頂きました。
今回のセミナーの内容を糧に、利用者様の思いにこたえられるような支援をしていけるよう全体でスキルアップをしていきたいと思います。